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【伝統芸能シリーズ】獅子木遣り

1,300円

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新島で連綿と受け継がれる貴重な芸能をてぬぐいに閉じ込めた【伝統芸能シリーズ】第2弾! 新島で特別なときだけに披露される貴重な獅子舞「獅子木遣(ししぎやり)」てぬぐいが完成しました。 獅子木遣は大踊(おおおどり)と並んで、新島の重要文化財として親しまれている伝統芸能のひとつです。新島の総鎮守・十三社神社で古くから伝わるもので、神社の遷宮や国の改元など、村や国で慶事があるときにだけ披露される、島人にとって特別な獅子舞です。 1人または2人で軽快に舞う一般的な獅子舞と違い、獅子木遣は5人1組で獅子を演じる「ムカデ獅子」と呼ばれる珍しいスタイル。朱色の頭に金色のたてがみをなびかせた雌雄一対の獅子が、10本の足を器用に動かしながら時にゆっくりと、時に激しく、頭を揺らしながら集落を練り歩きます。 神の化身である獅子を先導するのは、法被姿も凛々しい音頭衆。江戸木遣をルーツとする力強い木遣を歌いながら、獅子と共に歩きます。獅子舞といえば太鼓や笛といったお囃子がつきものですが、新島の獅子木遣ではお囃子は一切なし。木遣の歌声のみで獅子が舞うというのは、全国でも珍しい芸能といえるでしょう。 これは新島の約200年にわたる流刑の歴史が影響しているといわれています。江戸から1333人の流人を受け入れてきた新島で、流人たちは隔離されることなく島人と共に暮らしていました。そうした暮らしの中で、当時世界最大級の都市だった江戸からやってきた流人たちは、技術や芸能、教育などさまざまな知恵と技を島に伝えました。 獅子木遣の木遣も神田から流された火消し衆が伝えたものだといわれていますが、一方で獅子木遣にお囃子がないのは流人たちが太鼓のバチや笛を武器にして島抜け(島外脱出)を企てるのを避けるため、ともいわれています。そうした島の歴史が、新島独特の芸能を形作ってきたのでしょう。 獅子に頭をかまれると無病息災、厄除けになる、頭がよくなる、といったいわれがあり、「獅子が出る日」になると島中の住人が集まり、我先にと獅子に頭を差し出す大変なにぎわいとなります。そんな獅子木遣の勇壮な姿を、てぬぐいで再現しました。ダイナミックに動く雄獅子と、低い姿勢でしずしずと歩く雌獅子。そんな獅子を木遣で操る、精悍な音頭衆の姿を、版画風のレトロなタッチで描いています。 幸せを呼ぶ獅子木遣。ときに荒々しく、ときには甘えるように、あなたの手の中で獅子が舞い踊ります。 *獅子木遣について紹介したミニパンフつき サイズ:約34×90cm 素材:綿100%(国産) カラー:白地にネイビー×赤色×黄色で染められたイラストがプリントされています。 仕様:切りっぱなしのため、はしがほつれやすくなっています。 洗濯時の注意点:最初の1〜2回は色落ちしますので、塩素系漂白剤は避け、他の衣類とは分けて洗ってください。 *商品写真はできる限り実物の色に近づけるよう加工しておりますが、お客様のお使いのモニター設定や照明などにより、実際の商品と色味が異なる場合があります。 *「獅子木遣のことをもっと知りたい!」という方は、2019年に行われた獅子木遣の巡行レポート記事をどうぞ。 にいじまぐWeb http://niijimag.com/topic/1841/ *新島内にて直接受け取りたいという方は、こちらから注文しないでください。直接メッセージをいただければ、送料なしでお渡しいたします。

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